光明ビル
歴史を現代へ繋ぐ、保育園・事務所・地域開放施設を有する地域密着型複合福祉施設
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かつてこの地には、曹洞宗天海山雲龍寺がありました。先代理事長が太平洋戦争から帰還後、境内に戦災孤児を受け入れる託児所をつくり開放したことが、現在に至る保育・福祉事業のスタートとなりました。
東京オリンピック時の区画整理事業により雲龍寺は郊外に移転し、20号バイパス、八木町公園ができ、建替え前の光明ビルが建設されました。
今回の建て替え計画では、大銀杏の樹を囲むように建物を配置し、公園に対して開いた関係をつくりあげ、定員350名の保育園、社会福祉法人本部事務所、地域に開放するホールからなる、「地域の大きな家」となる複合福祉施設を計画しました。
以上のような歴史と法人理念である「和」から、本瓦葺きの屋根、水平に伸びるコンクリート庇、垂直に連なるひのき角材を使用し「和」をデザインコンセプトとしています。
施設概要
- 竣工
- 2012年
- 建設地
- 東京都
- 構造
- 鉄筋コンクリート造+鉄骨造
- 階数
- 地下1階地上6階
- 用途
- 保育所+事務所+集会場
- 建築面積
- 1,062㎡
- 延床面積
- 4,353㎡